LYRIC

歌のいのち

失ったものは あまりに多すぎたけど
だからこそ 大切なものに 気付いた

限りある人生だということを知り
この日々も 一度きりであると知った

 ならばせめて願わくば
 人々に受け継がれた
 多くの歌に想いを託し
 旅人から旅人へ
 母親からゆりかごへ 伝わり
 届いてくれたなら

ああ いつまでも すてきな歌がどうか 残されてますように
ああ いつの日も すてきな歌がどうか 生まれてきますように

浮き沈みの中で誰もが生きてる
だからこそ 歌は心へと寄り添う

傷ついて傷を治し そしてまた傷つく
そのたびに 人の痛みがわかりはじめる

 ならばせめて歌声は いかなる時代であろうとも
 途絶えることなく生き続けて
 やさしさが宿る町の 穏やかな風のように
 永遠に流れてくれたなら

ああ いつまでも すてきな歌がどうか 残されてますように
ああ いつの日も すてきな歌がどうか 生まれてきますように

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