LYRIC

雨降りの夜

街には再び夜が訪れて
一日の憂さを晴らしはじめる
濡れていくアスファルトを歩いて
あの人はどこへ ゆくのだろうか
雨降りの夜なのに

騒がしいネオンにも目を向けず
遊びの誘いにも振り向かず
どこかに思い詰めた顔をして
傘もささずに ただ歩いている
雨降りの夜なのに

捜し物をしているようでもなく
迷い込んでいるわけでもない
誰かのもとへと急ぐかのように
その人はただ ただ足早に
雨降りの夜なのに

ぬぐい去ろうとしていた出来事を
人は誰でも大切にして
いつか伝える時がくる
あの人はどこへ ゆくのだろうか
雨降りの夜 雨降りの夜
雨降りの夜なのに

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