LYRIC

労働者

おぉ 労働者はいつも 都合よくあしらわれ
雇い主はいつでも 頭ごなしにする
この先もそれだから 酒でも呑まねば
暗い夜道にさえも 明かりが見出せない

安月給に阻まれ 女も抱けぬ
油の臭いが まとわりついたままで
疲れも癒されずに 泥のように眠り
否が応にも再び 無情の朝となる

 今夜も例のごとく くだを巻き 夢の中
 深い闇に 更なる 黒い影が 降りてくる

汚れた顔をして 汗を流して
わびしき飯の中に 何かが逃げてゆく
それでも望みがそこにあるなら 我が身のために
心を奮い立たせ 己を粉にして

あぁ、雑音だらけのラジオよ 歌っておくれ
さえぎるものすべてを どうか遠ざけておくれ
高らかに高らかに 美しく美しく
せめて曇り空から 光がこぼれるまで

 今夜も例のごとく くだを巻き 夢の中
 深い闇に 更なる 黒い影が・・・・!

歌詞一覧へ