LYRIC

ハーバーライト・セレナーデ

ハーバーライト、ハーバーライト
何年も前から この古ぼけた港町に 立ってるお前
夜がくればやさしい
おだやかな波音と 酒場から流れるモダンなジャズに身をゆだねる

   なぁ、ちょいとばかしオレにつきあわねぇか
   なぐさめてくれよたぁ言わないが
   お前も退屈してるだろ?
   よぉ、そんなにオレはダメな男かなぁ?
   世知辛い世間さ、人生なんてシャビドゥビドゥ!

 やわらかいその燈に心包まれて
 さえない話も許してくれる
 朝の光が灯るとき、お前は眠るだろう
 煉瓦の街に立っているハーバーライト

ハーバーライト、ハーバーライト
それは遠い昔から この静かな港町を 眺めてるお前
幼い子が大人に ゆっくりと育つのを
蓄音機が今日も奏でるジャズに重ねあわせる

   オレにも、言えないことがまだまだあるんだ
   愚痴ばかりこぼすわけじゃないが
   少しは分かってほしいから
   よぉ、どうすればいい男になれるかなぁ?
   ヤケにもなれずに、こんな気持ちはシャビドゥビドゥ!

   やさしさなんて二番目に大事なものさ
   それより大切なことがある
   それが何なのか分からない
   なぁ、こんなにシケたオレは女々しいかなぁ?
   憂さ晴らしさせてくれ、人生なんてシャビドゥビドゥ!

 やわらかいその燈に心包まれて
 さえない話も許してくれる
 朝の光が灯るとき、お前は眠るだろう
 煉瓦の街に立っているハーバーライト

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